冬場を快適に過ごしたい!換気の正しい方法!
冬場を快適に過ごしたい!
換気の正しい方法!
今年も気付けばあと残り3ヶ月!
涼しいというより、肌寒いと感じる事が多くなりました。
私の大好きな秋がやって来たのですが、きっと一瞬で過ぎ去ってしまうでしょう。
今年の冬は例年に比べて気温が低くなると予想されています。
また、冬場は寒さや乾燥から体調を崩しやすい季節でもありますよね。
今回のコラムでは、家で過ごす時の正しい換気方法をご紹介します。冬場も元気に乗り切る免疫力を付けましょう!!!
冬場の室内には、花粉やダニ、ホコリ、ハウスダスト身の回りのモノの大半である工業製品からの化学物質、あらゆる有害物質が浮遊しています。
それらを換気することにより、外へ追い出していくのです。また換気をする事で、カビや結露の発生源を防ぐ役割も果たしてくれます。
最近ではコロナウイルス対策の為に、こまめな換気が推奨されています。
換気=窓を開けること、ではありません。換気とは、室内の空気を入れ替えること。正しい方法とポイントを確認しましょう!
①時間
窓を開けて換気をする目安は「1時間に10分程度」と言われています。
また、換気は回数を増やしたほうが効果は高く、10分間の換気を1回行うよりは、5分間の換気を2回に分けて換気をした方がより効果的だと言われています。
②方法
換気のポイントは、風の通り道を作って室内の隅々にまで新しい空気を入れること。そのために、窓は2か所開けましょう!
開ける窓は、できるだけ離れた場所の窓を開けてください。部屋の対角線上にある窓を開けると、より空気が通りやすくなります。
家によって窓が1か所しかない場合は、窓のそばに扇風機やサーキュレーターを置いて空気の流れを作り、室内の空気を外に送り出しましょう。
*ポイント
・窓の「入口は狭く、出口は広く」
すべての窓を全開にするのではなく、一方の窓は10cm程度、もう一方の窓は全開にしてください。
そうすることで、空気の流れがよくなり、換気効率もアップ!
・家具と家具のあいだ、家具と壁のあいだには5cm程度の隙間をあけることが望ましいです。
家具と壁のあいだにも空気の通り道をつくってあげると、より効果的にカビ・ダニや結露を防止できます。床カビの発生を防ぐには、家具の下にすのこなどの風通しできるものを敷くとよいでしょう◎
エアコンを付けているから換気ができていると思っている方も多いと思いますが、それは大きな間違いです。
一般的なエアコンは、室内の空気を吸いこんで冷やしたり温めたりした後にそのまま空気を室内に戻しているため、換気機能はありません。自分で意識して換気をしなければいけないので注意が必要です。
冬場は特に風邪、インフルエンザ、コロナウイルスなどの感染予防にも換気が必要になってくる時期でもあります。
正しい換気方法を身につけて、身も心も健やかに寒い冬を乗り切りましょう♪